国籍や年代、性別に職業やハンディなど全てを越えてみんなで楽しめるものが、アートや音楽、ダンス、創作料理など表現の分野だと思います。
みんなで大きな絵を描いたり、粘土をこねたり、色をぬった石で大きなオブジェを創ったり!
リズムにのってダンスしたり、適当でもいいから、楽器や缶の音をかき鳴らして即興演奏したり!
レシピになんてこだわらないで、好きな野菜を買ってきて、好きな形に切って、好きなスパイスやタレを使って自由に調理したり!
ルールがあってこそ成り立つ社会生活から、しばし解き離たれる、自由な表現世界…。
表現活動の源となる「頭の中で想像して、実際に創造していく力、ソウゾウ・パワー」は、誰もがもっているし、表現活動は、言語や文化の違いさえも関係なく、一緒に楽しめます。
ニューヨーク滞在時の各国出身の仲間達との共同生活を通して、私はそれを強く実感してきました。
また、日本で企画、運営してきたアートイベントを通しては、小さな子どもから、お年寄りまで幅広い年代の人たちが、同じ空間に集い、共に作業をし、楽しみながら交流できる事の素晴らしさが身にしみてきました。
国際化・核家族化がますます進むこれからは、特に人々が集い、そんな楽しみが共有できる場所が必要とおもいます。
アートスタジアムへの夢
そんなわけで!私がずぅっと胸で温め続けている夢は、いつか老若男女、全ての人が集える出入り自由の学校…巨大な文化教室のような場所を創ることです。それが、アートスタジアム。
科目はもちろん、各種表現分野!(アート、音楽、創作料理) それらの競演場所となる施設が出来たら楽しいだろなぁ、と。
沢山の人が集い、それぞれお互い好きな表現分野を持ち寄って、(ロックが好きな人も、ジャズが好きな人もいるように。現代アートが好きな人も、古典芸術が好きな人もいるように…。)見せあいこして、そこで新しいいろんな表現に出会い、好きなものが増えて、もっと楽しい人生が送れるような…。
私が思い描く「楽しみ、趣味としての表現の世界」とは、個々人の好き嫌いはあっても、うまい下手・勝ち負けという一定の評価基準なんてなくて、これが正しいという答えなどない世界。自由に表現を楽しめて負ける人なんて誰もいない。競争社会から離れてリラックスできる世界。
とりあえず、今思い描いてる形を、出来るだけ具体的に、ここに描いてみようと思います。
現実にするために、関わる人やかかる資金やらを考えると途方もない夢のようですが、今後の出会いによっていろんな風に変化・発展していく事を期待して!
アートスタジアムとは、
アーティストの滞在・創作・発表の施設であると共に、市民の方に向けたフリーな学校、文化教室のような場所です。
アートスタジアムには、各国から来たアーティスト、ミュージシャン(や役者、ダンサー)、コックさんなどの、滞在施設ーレジデンス兼スタジオーが併設されていて、滞在中には、連日創作活動に没頭すると同時に二週間に一度ほどは、それぞれの専門分野の楽しみ方を紹介する教室(ワークショップ)を市民のみなさんに向けて開きます。
具体的な授業?科目は、三本柱。
国境も年代も性別もハンディも越えて誰もが一緒に楽しめる、表現活動の分野です。
1、スタジオ部門 … アート
(絵画、写真、陶芸、彫刻、アクセサリー・洋服創り、フラワーアレンジなど)
2、ステージ部門… 音楽/演劇/ダンス・パフォーマンス
(各種楽器の紹介、演奏法、作詞作曲法、アンプやエフェクターなど専門器具の使い方、
レコーディング法、発声法、ストレッチ法、ダンスの基本型など)
3、キッチン部門 … 料理
(和・洋・中華・創作…)…料理はアート♪
また、滞在したアーティストが施設を去る際には、滞在期間に制作した成果となる作品を発表します。
芸術分野のアーティストは、個展を。 原作やグッズの販売もします。
ミュージシャンや役者、ダンサーは、ステージで発表。 CDや映像も制作発表、販売します。
コックさんは、ラストパーティ(メニュー、レシピつき!)のお食事を創作! 参加費も集めます。
そんな風にして、それぞれの専門分野に磨きをかけ、また、滞在中の成果を形として残して去って行く…。
アーティスト側は、多くの人に作品をみてもらえて、市民側は、新しい趣味や楽しみに出会えて、
みんなハッピー!パチパチ!という流れをイメージしているのですが、どうでしょう…?
ここまで読んでくれたみなさんの意見を、ぜひ聞かせてください。予想される問題点があれば、教えて下さい。
どうしたら現実に近づけていけるか、一緒に考えて下さーい!
みゅう↑は、妄想癖が強いもので、アートスタジアムの建物の各フロアーのイメージまで出来上がりつつあります。
いくらかかるんだ?その建物!?とつっこみが入ること間違いなしですが、その設計図も追々、発案させて頂きますので、ご意見・アイディア下さいまし!!
ではでは!